9月長月(ナガツキ)ですが今年は、何ともならない残暑が長く続きそうです。温暖化の一反でしょうか不安を隠せません。しかし、蝉の声ヒグ
ラシやオーシーツクツクなど鳴き声と朝晩のいくらか涼しさが、秋の訪れをを感じほっとすることもありますが暑いです。当然、食べ物にも影響が
出ており海ではシラス漁が昨年の3分の2以下に漁獲量が落ち込んでいるとのこと。また、野菜においても播種(種をまく)をしても雨量も少なく
暑さで育たなかったり虫や病気が発生したり、秋野菜の発育にも影響が出ています。9月の特に葉物野菜の高値が心配です。
9月の行事については、9月1日は関東大震災記念日「防災の日」です。9日は「重陽の節句」またの呼び名「菊の節句」とも云われお酒に菊
花をひたし飲み健康と長寿を祝う日と云われています。9月20日は、敬老の日で祝日彼岸入りでもあります。9月23日は秋分の日でこの頃から
暑さも和らぐと言われておりますが、今年はどうでしょうか。
9月の野菜情報
葉菜類の路地野菜は虫や暑さで栽培には難しくハウス野菜が中心になります。生食用野菜は、「サラダ水菜」「わさび菜」「ルッコラ」「ビー
ト菜」「サラダほうれん草」「バタピアレタス」「サラノバ・レタス」「サラノバ・レッド」「セルバチコ」(ルッコラの原種)「葉葱」「キャベツ」
加工用野菜は、「小松菜」「空心菜」「青梗菜」「磐生青采」「パクチョイ」などがあります。
果菜類は「カボチャ」「冬瓜」「オクラ」「ニガウリ」「甘党美人」「シシトウ」「ピーマン」「トマト」「茄子」「加茂茄子」「丸茄子」「水茄子」
「キュウリ」「トマト類」「グリーンアスパラ」「四角豆」「味来トウモロコシ」などがあります。
根菜類は、「赤柄里芋」「紅アズマ」「人参」「小蕪」「葉付人参」「白葱」「ポアロジューヌ」「大根」「自然薯」などがあります。
果物は、「次郎柿」「イチジク」「ブドウ」「キューイフルーツ」「マスクメロン」があります。
茸類では、山の「原木椎茸」、栽培の「舞茸」「エリンギ」「黒ヒラタケ」などがあります。
9月は、米の収穫を筆頭に、夏から冬支度切り替えの端境期でもあります。そんな中、イモ類が出始めます。茄子類は8月に枝払いをした選
定後の各種茄子が出始めます。南瓜類・オクラも美味しくいただけます。例年、小蕪や大根などアブラナ科の野菜も続いて出てきますが遅れそ
うです。原木椎茸や舞茸などの茸類もお奨めします。